離婚後に家を売却する際のタイミングと手続き

離婚後に家を売却する際のタイミングと手続き
名古屋市内で家を購入し、そして離婚することになった場合、家を売却しなければならないことがあるかもしれません。
ただ、二人の名義で家を購入していた場合、売却は簡単にはいきません。
ここでは、離婚により不動産売却を検討している方へ、売却のタイミングや手続きについて詳しく解説していきます。
参考ページ：名古屋市で離婚による不動産売却｜タイミングや必要な手続き
離婚による家の売却を考えた場合、離婚する前に売却するか、離婚後に売却するかという二つのタイミングの選択肢があります。
どちらのタイミングでも売却は可能ですが、それぞれメリットとデメリットが存在します。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①離婚前に売却する場合 離婚前に売却するメリットとしては、次の2つが挙げられます。
不動産の売却には時間と手間がかかり、その過程で相手とのコミュニケーションが必要となります。
離婚後はお互いが連絡を避けるケースもあるため、売却作業が滞ることが考えられます。
離婚後にストレスを感じたくない方は、離婚前に売却することが望ましいでしょう。
ただし、不動産売却には時間がかかることが一般的であり、3〜6ヶ月が必要とされています。
ですので、離婚を先送りできる状況であることが前提となります。
時間に追われている場合は、離婚後に売却する選択を検討することが賢明です。
②離婚後に売却する場合 離婚後に売却するメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
・家を売却せずに離婚手続きを進められる ・売却に時間をかけることができ、より高価格での売却が望める 不動産の売却には時間がかかるため、売却前に時間を確保できないという状況もあるでしょう。
離婚後の家の売却について注意すべきポイント
結婚生活に幕を閉じる決断をした方々の中には、早急に離婚手続きを進めて家を売却することを検討される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、離婚手続きが進む中で家の売却手続きを行う時間を捻出することが難しいケースも少なくありません。
急いで売却を進めてしまうと、買い手との交渉で折り合いをつけるために、思わぬ安値で取引してしまうリスクもあります。
高値で売却したいのであれば、離婚後はゆっくりと慎重に売却を検討することが大切です。
ただし、離婚後も不動産を放置し続けると、トラブルが生じる可能性もあります。
そのためできるだけ速やかに売却の準備を整えておくことが重要です。