大胸筋は、肩関節の屈曲(腕を前方に上げる動き)、内転(腕を体の中心に向ける動き)、内旋(腕を体の中心に向けて回転させる動き)を担当します。これらの動きは、日常生活の中で頻繁に行われる動きであり、例えば、物を掴んで体の前方に移動させる動きなどがこれに該当します。
大胸筋のストレッチは肩関節を外旋させる動きを強調することで行います。これにより、筋肉の柔軟性が向上し、筋肉の動きがスムーズになります。また、肩関節の屈曲と内転を強調する動きを繰り返すことで行います。これにより、筋肉の力と柔軟性が同時に向上します。
そして、大胸筋(特に鎖骨部)は、胃経がこの筋肉と関連しています。その為、ここをストレッチなどでケアすることで、胃の問題を緩和することが可能なのです。
大胸筋のストレッチ